
住友商事は、東京都千代田区の岩波神保町ビルを六大工業の施工で解体する。工期は9月上旬から2027年8月下旬までを予定する。同ビルは都営三田線神保町駅に直結し、靖国通りや白山通りといった交通量の多い通りにも面する利便性の高い立地となっている。
同ビルの規模は、RC造地下2階地上11階建て延べ7975平方メートル。所在地は神田神保町2―1―1の敷地1326平方メートル。
同ビルに05年から本社を構えている三菱UFJ不動産販売は、同ビルを含む周辺地域での再開発計画の進捗(しんちょく)を踏まえ、8月中旬に港区芝浦へ移転する。同ビルには、22年に閉館したミニシアターの「岩波ホール」が入っていた。
区が25年5月に設置した「神田地域まちづくり協議会」の検討区域内に位置している。同協議会には住友商事と岩波書店も構成員として参加している。大学、印刷・出版業、古書店、個性的な飲食店や喫茶店などが醸成する地域の個性を生かしつつ、若者層の人口減少や中小建物の老朽化進行などの課題解決に向けて協議する。
区は7月、同協議会を運営支援する「神田神保町地域のまちづくり検討支援業務」の公募型プロポーザルを公告した。参加申し込みは締め切り済みで、27日まで提案書を受け付けている。
