三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)などは14日、東京都千代田区で既存の三菱UFJ銀行本館(旧三菱銀行本館)を解体し、MUFG本館を新築する「M計画」の地鎮祭を開いた。新本館は、全てのステークホルダーに対し、開かれ、つながることで「MUFGの象徴」となることを目指す。同計画の事業主は、MUFGと三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の4社。設計監理を三菱地所設計、解体工事を大林組・大末建設JV、新築工事を大林組・戸田建設・錢高組・大末建設・鉄建建設JVがそれぞれ担当する。
工事では、S・SRC・RC造地下5階地上24階建て塔屋3層延べ12万2296平方メートルの既存施設を解体し、S・SRC造地下4階地上28階建て塔屋2層延べ16万8600平方メートルの新本館を新築する。計画地は千代田区丸の内2―5ほかの敷地1万8937平方メートル。2030年10月末の完成を目指す。
この日の神事では、谷澤淳一三菱地所設計社長が斎鎌(いみかま)、半沢淳一MUFG代表執行役社長グループCEOが斎鍬(いみくわ)、佐藤俊美大林組社長兼CEOが斎鋤(いみすき)をとり行い、工事の無事故無災害を祈念した。
加藤貴也三菱UFJ銀行総務部ファシリティ戦略室企画グループ次長は、新本館について「従来の金融機関の本館はどちらかというと周辺住民などに対して閉じていた。ただグループ本社となる新館は、下層部を開けた空間とするなど、地域の人や近くを訪れた人が立ち寄りたくなる施設とする。MUFG全体の新しい象徴となる施設となることを目指す」と話している。
