
元大成建設社長・会長で、日本土木工業協会(土工協、現日本建設業連合会)会長などを務めた葉山莞児(はやま・かんじ)氏が9月11日、逝去した。「旧来のしきたりからの訣別」として脱談合をけん引したほか、土工協など土木関係3団体の統合を主導。現在の建設業界の礎を築いた。
89歳だった。葬儀は近親者で執り行った。喪主は妻千恵子(ちえこ)さん。遺族の意向により香典・供花は辞退し、「お別れの会」などを執り行う予定はない。
葉山氏は終戦後に満州から引き揚げ、神奈川県で育った。1960年3月東大工学部土木工学科卒業後、同年4月大成建設入社。入社から20年間は現場一筋だった。87年取締役、97年代表取締役副社長を経て、2001年に社長に就任。同時に「新経営計画」をスタートさせ、グループの経営体質強化にも取り組んだ。07年から代表取締役会長などを務めた。
