下期のスタートとなる10月1日を節目に、建設企業では経営統合やグループ再編に伴う社名変更などが行われる。
三井住友建設は2025年のインフロニアHDグループ入りに伴い、社名を「アルソシア建設」に変更する。ブランドイメージの強化や持続的な企業価値の向上につなげるのが狙い。これに伴い、子会社の三井住建道路は社名を「アルソシア道路」に変えるとともにアルソシア建設の完全子会社に移行、SMCプレコンクリートは「アルソシアプレコン」に社名変更する。
住友電設は、3月に大和ハウス工業の完全子会社になったことを機に、社名を「セムリンクス」に変更する。28年夏ごろまでには、東京都港区に構える東京本社を中央区日本橋本町に移転する予定だ。
さらなる成長体制の構築を見据えた組織再編も相次ぐ。パシフィックコンサルタンツホールディングス(HD)は、国際事業を一体的に担う子会社「パシフィックパデコインターナショナル」を設置する。国際事業会社と国内事業を担うパシフィックコンサルタンツの2社体制が始動する。パシフィックコンサルタンツ子会社であるパデコの全株式をHDが取得し直接子会社化するとともに、同社の商号を「パシフィックパデコインターナショナル」に改める。社長執行役員には、パデコで同職を務める石河雅典氏が就く。
JR東日本不動産と伊藤忠都市開発は経営統合し、「JR東日本伊藤忠不動産開発」を新たに立ち上げる。JR東日本グループと伊藤忠グループの不動産事業の一体的な運営を担う。出資比率は、JR東日本が60%、伊藤忠都市開発が40%。社長はJR東日本不動産社長の田邉滋氏が務め、本社を新宿区に置く。
