【就業体験】事務や図面作成に挑戦! 札幌藻岩高普通科生徒が、マンション新築現場で実習 | 建設通信新聞Digital

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【就業体験】事務や図面作成に挑戦! 札幌藻岩高普通科生徒が、マンション新築現場で実習

 札幌商工会議所は13日、札幌建設業協会と砂子組の協力を得て、札幌市の民間発注の分譲マンション「仮称アルビオ・ガーデン手稲新築」工事の現場にインターンシップ(就業体験)で、札幌藻岩高校普通科2年の大内颯君と角野瑠紀君の受け入れを実施した。現地では砂子組の鈴木一紀工事長が対応。2人は現場の作業状況や工事の工程などの現場実習を受け、建設業の仕事を実体験した=写真。
 現場の敷地内に入り、角野君は「親が建築関係の仕事をしているので、どんな仕事なのか見てみたかった」と話し、説明に熱心に耳を傾けた。鈴木工事長は「建設業の仕事を体験して、興味を持ってもらえればと思う。将来の進学に役立ててほしい」とアドバイスした。2人は民間建築工事で同社初となる部屋のインテリアをコーディネートしたモデルルームの見学、事務や図面作成を体験し、緊張した面持ちで作業に取り組んだ。
 同マンションは、5階建てと14階建ての棟を渡り廊下で連絡する“エキスパンション”構造を採用。RC造延べ6648㎡の規模で、年度内の完成を予定している。インターンシップ開催はことしで3年目となり、今年度は2回にわたって高校生23人を会員企業8社の現場で受け入れる。

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