明治学院は、2025年度から29年度までの新たな中期計画をまとめた。明治学院大学の計画では、キャンパス再開発の検討を明記した。「施設等再開発ワーキンググループ(WG)」を立ち上げる。合わせて、「4年間を通して1キャンパスでの教育」を実現するための新校地取得の可能性を含めた検討・情報収集・折衝を始めることにも言及した。
同大学は、白金(東京都港区)と横浜(横浜市)にキャンパスを置いている。中期計画では、両キャンパスの将来的な位置付けを構想した上で、キャンパスの再開発を検討するとした。当面は、両キャンパスの老朽化した施設の建て替えを進める予定で、白金では500人を収容できる大教室がある3号館(地下1階地上1階建て)やコンピューター実習室などが入るヘボン館(地下1階地上10階建て)を建て替え・改修し教室や研究室を整備する。横浜では、新校舎の建設工事を進めるほか、課外活動と福利厚生関連施設を充実する。
24年度の事業計画まで盛り込んでいた中学校・東村山高校(東京都東村山市)の中学棟・講堂棟・チャペル棟の整備計画については、「将来を展望する上で極めて重要な課題であり、慎重な議論が必要」とした。
【公式ブログ】ほかの記事はこちらから