東京都杉並区にある荻窪駅北口の商店街を対象に、新たな再開発計画が始動する。グローブマネジメントは、共同住宅や店舗などの施設総延べ1万0583㎡を新築する計画をまとめた。設計担当はIAO竹田設計で、施工者は未定。10月上旬に新築工事に着工し、2030年9月末の完成を目指す。4月上旬からは広昌産業の施工で、商店街の建物27棟の解体に着手する。
建築工事の名称は「(仮称)杉並区上荻1丁目計画」。新築する建物の規模は、RC造地下1階地上16階建て総延べ1万0583㎡。このうち、マンションと店舗などで構成される建物が9995㎡、別棟整備されるタワーパーキング棟が580㎡を占める。高さは59mで、杭基礎を採用する。共同住宅79戸、店舗9区画のほか、駐車場・駐輪場などを整備する。
建設予定地は、JRなどの路線が通る荻窪駅北口のロータリー東側にある、上荻1-142-4の敷地1226㎡。798㎡を建築面積に充てる。
建設地には、戦後間もない頃に建てられた木造物件が立ち並ぶ「荻窪北口駅前通り商店街」が含まれる。昭和の面影を残す場所として親しまれてきたが、建物の老朽化に伴い商店会が建て替えを模索していた。1992年には「荻窪駅北口東地区市街地再開発準備組合」が発足したが、2010年に解散している。
4月上旬からは、商店街の建物を解体する工事が始まる。工事名称は「(仮称)荻窪駅前計画解体工事」。対象は木造2、3階建ての建物27棟で、総延べ面積は1455㎡。広昌産業の施工で、8月末の完了を目指す。

