静岡県磐田市は、「スキマバイトサービス」を提供するタイミーと連携し、道路や河川の管理体制整備や地域事業者の人材確保を目的としたスキマバイトの実証事業を始める。道路・河川の草刈りや軽作業などのスポット就労支援を計画する。実証期間は2027年3月まで。
行政の仕事をタイミーに委託し、雇用管理する形態での自治体の取り組みは全国初で、自治体が同社を活用する県内初の試みとなる。
市の高齢化率は2025年時点で30.4%に達しており、今後も上昇傾向が続く見込みだ。このため、市民生活を支える地域インフラの維持や、農業など季節や時期により需要が変動する分野を中心に担い手確保が課題となっている。
実証事業では、▽募集要件の設計(作業内容、技能要件、安全装備、報酬水準)▽事前安全教育、受け入れフロー整備(点呼、指示、記録)▽作業実績や満足度の収集▽プロセスの検証と改善–の4項目について確認する。
4-6月で草刈りなどを本格実証し、7-9月に改善・拡大を検証する。10-27年3月にかけて拡大実装や年度評価・次年度実施検討を行う。
両者は3月25日に、地域インフラ及び地域経済活性化促進のための連携協定を結んだ。同日、磐田市役所で開いた協定締結式には草地博昭市長と石橋孝宜社長室担当執行役員が出席した。

