【宇宙コンテスト】宇宙ビジネスアイデア大賞にANA松本絞子さん 実現可能性と革新性を評価 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【宇宙コンテスト】宇宙ビジネスアイデア大賞にANA松本絞子さん 実現可能性と革新性を評価

 内閣府などが主催する宇宙ビジネスアイデアコンテスト「S-Booster2017」の最終公開選考会が10月30日、東京都港区の六本木ニコファーレで開かれた。ファイナリスト15組の中から、全日本空輸の松本絞子さんが大賞に選ばれた=写真。
 松本さんの提案は超低高度衛星搭載ドップラーライダーによる飛行経路・高度最適化システムの構築で、実現可能性と革新性が高い評価を得た。ファイナリストにはサステナブルな資源開発に向けた月面基地建設の提案をした大林組原子力本部技術部の有志チームが残ったが、入賞には至らなかった。
 また、コンテストのスポンサーには大林組も名を連ねており、大林組賞には宇宙テザー技術を使った宇宙環境計測技術の開発を提案した日本大学理工学部の研究者チームが輝いた。
 応募は300を超えた。2018年度も開催する予定という。

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