【壁面緑化】杜と緑のJR信濃町駅 「トスラシステム」で安らぎ感じる空間にリニューアル | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【壁面緑化】杜と緑のJR信濃町駅 「トスラシステム」で安らぎ感じる空間にリニューアル

柳下社長(左)と伊藤駅長

 東鉄工業が施工を進めていたJR信濃町駅の壁面緑化リニューアル工事が完了し、5日に柳下尚道社長と伊藤正治信濃町駅長によるテープカットが行われた。新たな壁面緑化工法を採用し、「杜と緑」をテーマにさまざまな植栽で彩られた壁面緑化となった。
 リニューアル工事は東鉄工業環境本部が独自に開発した「トスラシステム」を採用。高強度高耐食アルミ押出し型材により高い安全性と耐久性を持ち、無機質人工培土と培土バックにより衛生的で高い防染性を確保。さらに自動潅水システムと排水システムを内蔵して、潅水・排水コントロールを自動化している。
 東鉄工業の加藤裕明執行役員環境本部長は「駅を利用する皆さまに少しでも安らぎを感じることのできる空間を提供したい。今後は植栽の維持管理のレベルを向上し、皆さまに喜ばれる壁面緑化事業の拡大につなげていく」とコメントしている。
 信濃町駅の壁面緑化は、東鉄工業の環境本部が2010年に設置し、12年には「信濃町駅アロマステーション化プロジェクト」として、ハーブ類を多用した香りの植物への植え替えを実施した。13年には環境省による「第7回みどり香るまちづくり企画コンテスト」で日本アロマ環境協会賞を受賞している。

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