【土木のやりがい】ドローン使いトンネル完成動画 寿建設が工事銘板代わりに制作 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【土木のやりがい】ドローン使いトンネル完成動画 寿建設が工事銘板代わりに制作

 寿建設(福島市、森崎英五朗社長)は、3月18日に開通した福島県の南相馬市と飯舘村を結ぶ延長2345mの「八木沢トンネル」で、ドローンなどをフル活用して完成映像を制作した=写真。
 工事銘板に施工関係者の名前を入れるように、工事関係者の社名をエンドロールとして掲載した。森崎社長は「ユーチューブにアップしたので、工事に関わった方々に見てもらえば、やりがいになると思う」と話している。
 同社はこのトンネル工事を施工した飛島建設の協力会社として掘削や覆工工事を担当。全国土木施工管理技士会連合会が主催する土木工事写真コンテストで2度の最優秀賞を受賞した森崎社長は、工事を動画で残したいと考え、発注者らに許可を得て制作した。動画制作はトライポッドワークス(仙台市)と協力した。
 動画は、開通直前の八木沢トンネル入口上空からの映像で始まり、そのままトンネルに入っていく。その後、車で撮影した内部映像につなぎ、出口では再びドローン映像で大空へと舞い上がっていく。後半では、トンネルの施工順序を実際の写真で紹介、感動の貫通シーンや集合写真も収められている。
 ユーチューブのURLはhttps://www.youtube.com/watch?v=KqxEOBv90Do。
 寿建設は、トンネルやインフラメンテナンスの現場の魅力を発信するインスタグラム(https://www.instagram.com/kotobuki_kensetsu/)も開設している。