【ジャポニスム2018】エッフェル塔が日本の美を纏う! 石井幹子氏ら最新の照明技術でライトアップ | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【ジャポニスム2018】エッフェル塔が日本の美を纏う! 石井幹子氏ら最新の照明技術でライトアップ

 世界的な照明デザイナーの石井幹子氏と同氏の娘でフランス・パリを拠点に活躍する石井リーサ明里氏は17日、東京都内で会見し、日仏友好160周年を記念してパリで開催される日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018」で手掛けるエッフェル塔の特別ライトアップの制作発表会を行った。デザイン・コンセプトは「エッフェル塔・日本の美を纏(まと)う」。日本の文化をパリのランドマークに重ねる光のアート作品を創造する。
 会見で石井幹子氏は「エッフェル塔で日本をテーマとした演出は初めて。日本を知らなかった人たちの大きな扉になるのではないか」と力を込めた。また、日本の最新の照明技術も積極的に活用する方針で、「いまの日本を知っていただきたい」とも述べた。パナソニック製の大型プロジェクトター18台やスタンレー電気が特別制作したゴールドLED投光器を120台投入し、伝統文化だけでなく日本の現在のテクノロジーを駆使したアート表現を発信する。
 ジャポニスム2018は、ことし7月から来年2月まで歌舞伎、能、文楽などの伝統芸能や現代美術、建築、マンガ、アニメ、食文化にまで至る幅広い日本文化・芸能を紹介するイベント。エッフェル塔のライトアップはそのハイライトとして、9月13、14日の2夜連続で開催される。

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