【公共建築賞】東北地区から「エリアなかいち」「弘前市民会館」など3作品が受賞 | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【公共建築賞】東北地区から「エリアなかいち」「弘前市民会館」など3作品が受賞

エリアなかいち

 公共建築協会東北地区事務局(佐藤晃治事務局長)は、本部主催の第16回公共建築賞・優秀賞受賞建築物に東北地区から「エリアなかいち(中通一丁目地区第一種市街地再開発)」「弘前市民会館(大規模改修)」の2件が選定されたことを受け、東北地区表彰として両作品に優秀賞の授与を決めた。このほか、「一関市立一関図書館」を地域特別賞に選んだ。6月15日に仙台市内のハーネル仙台で表彰式を開く。
 本部の優秀賞は、全国9地区の審査委員会が、応募があった102作品の中から、現地調査などの審査を経て、受賞作品(1次審査通過)32作品を選定した。今後、2次審査の現地調査を実施し、10月上旬までに行政・文化・生活施設の3部門からそれぞれ公共建築賞(国土交通大臣表彰)と、特別賞(国土交通省大臣官房官庁営繕部長表彰)を選定する予定だ。
 東北地区受賞作品の概要は次のとおり((1)事業者(2)設計者(3)施工者(4)規模(5)所在地)。
 〈生活施設部門・優秀賞〉
 ▽エリアなかいち(中通一丁目地区第一種市街地再開発)=(1)中通一丁目地区第一種市街地再開発組合(2)アール・アイ・エー、安藤忠雄建築研究所(3)清水建設(4)RC一部S造地下1階地上3-13階建て延べ4万1493㎡(5)秋田市。
 〈文化施設部門・優秀賞〉

弘前市民会館

 ▽弘前市民会館(大規模改修)=(1)弘前市(2)前川建築設計事務所、アトリエタアク(3)堀江組・弘和建設・工藤工務所JV(4)RC造地下1階地上2階建て延べ5593㎡(5)青森県弘前市。
 〈地域特別賞〉
 ▽一関市立一関図書館=(1)一関市(2)久米設計(3)大林組・平野組JV(4)RC造3階建て延べ8000㎡(5)岩手県一関市。

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