NEXCO中日本のグループ会社、中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋（エンジ名古屋）と中日本ハイウェイ・メンテナンス名古屋（メンテ名古屋）は、規制内に一般車両が進入したことを広範囲に知らせるエンジ名古屋の製品「緊急遠隔通報システム」と、保安員が安全旗に装備した送信機を使い緊急事態を知らせるメンテ名古屋の製品「しらすんだー」を組み合わせた製品「緊急遠隔しらすんだー」を開発した。

　同製品は、▽安全旗送信機▽突入検知センサー▽受信機付ヘルメット▽可搬型受信機－－の4つで構成する。交通規制を伴う高速道路の路上作業は、通行車両が規制内に誤進入し作業員に衝突する事故が多発している。両製品の機能を連携し、瞬時に作業員のヘルメットに緊急事態を知らせ退避時間をより長く確保、路上作業中の安全性を高める。

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