【私募REIT】建設会社単独初! 鹿島が自社開発物件中心に運用資産250億円でスタート | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【私募REIT】建設会社単独初! 鹿島が自社開発物件中心に運用資産250億円でスタート

 鹿島は20日、鹿島不動産投資顧問を通じ、建設会社が単独で運用する 国内初の私募REIT「鹿島プライベート投資法人」(代表者・山本俊行執行役員)の運用を開始した。自社開発物件を中心に、運用資産規模約250億円で スタートし、5年後には約1000億円までの拡大を目指す。
 「鹿島プライベートリート投資法人」は、不動産などの運用で賃貸収入や売買益を投資家に分配する不動産投資信託(REIT)のうち、証券取引所に上場していない私募で、運用期間を定めない長期間投資が可能なオープンエンド型となっている。投資対象は、オフィスを中心に、商業、住宅、ホテルなど総合的に取り扱う。
 鹿島グループの 企画提案力や技術力、ネットワークを生かした特色ある運用を進める考え。グループの新中期経営計画(18-20年度)に掲げる「開発事業の収益力強化」に向け、私募REITを通じて収益機会の拡大に取り組む。

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