【横浜市】最大3万食の中学校給食調理場整備、ハーベストネクストに | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【横浜市】最大3万食の中学校給食調理場整備、ハーベストネクストに

A区分の工場イメージパース


 横浜市は、2026年度からのデリバリー方式による中学校給食全員喫食に向け、「横浜市立中学校給食調理・配送等業務委託【A区分】」「同【B区分】」の公募型プロポーザル2件を実施した結果、A区分はハーベストネクスト、B区分は美幸軒、東華軒グループ(代表者=東華軒、構成員=美幸軒)、ハーベスト、安田物産、山路フードシステムを事業予定者に特定した。

 A区分は、日量最大3万食の調理ができる給食調理工場を建設し、中区、南区、港南区、金沢区、戸塚区、磯子区、栄区内の中学校に給食を提供する。施設はHACCP(食品衛生管理基準)に対応する。2つの調理ラインを配置し、衛生事故発生リスクを低減するほか、調理作業を効率化する。太陽光発電設備などの省エネルギー設備を導入することで、光熱水費を15年間で従来比20%削減する。

 事業期間は26年度から40年度までの15年間。準備期間を含めると17年間。建設地は市保有の横浜市金沢産業振興センター(金沢区福浦1-5-2)内の敷地1万6205㎡。

 B区分は、民間による市内への工場新設か既存工場の活用によって給食を提供することを条件に公募した。特定した5者がエリアを分け給食を提供する。安田物産のみが新たな工場を建設する。建設地は都筑区。事業期間は26年度から30年度まで。

 

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