国土技術政策総合研究所は、日本の将来を担う小学生にものづくりを通じて日常生活に欠かせない橋など土木インフラの大切さを知ってもらうことを目的に「ボール紙で作る橋コンテスト」を行う。茨城県つくば市内の小学4-5年生を対象に作品を募集(学校を通じての応募)する。夏休みの工作として作品の製作に取り組んでもらう。
ボール紙で作る橋コンテストは、1994年度から実施。2018年度で25回目を数える。昨年度は市内33の小学校から676作品の応募があったという。
工作用ボール紙2枚を主材料に幅30cmの川に橋を架ける。1㎏の荷重に耐えられることが作品の条件となる。
橋としての安定性を見る「構造デザイン賞」(5作品)、デザインや仕上がりの美しさを評価する「美術デザイン賞」(5作品)、創造性に優れた作品に贈る「努力賞」(5作品)と、すべての項目に優れた作品として「最優秀賞」(3作品)を選ぶ。在校の児童数に対する参加率が高かった学校に「奨励賞」を送る。
また、コンテストの実施に向けた新たな取り組みとして、8月12日につくば市役所でボール紙で上手に橋を作るコツを学んでもらう「橋を作ろう~ボール紙で作る橋講座~」を開設する。
申し込み・問い合わせは、企画課(電話029-864-4325)で受け付ける。