【今年で8年目】ジョンソンコントロールズが東日本大震災被災学生に奨学金 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

公式ブログ

【今年で8年目】ジョンソンコントロールズが東日本大震災被災学生に奨学金

 ジョンソンコントロールズは9月18日、東京都渋谷区の日本法人本社で、東日本大震災で被災した学生を対象とした奨学金の授与式を行った=写真。8年目となる「奨学金プログラム」では、学生がインターンシップへの参加を条件に、返還や入社の義務が伴わない月額5万円を奨学金として給付する。同日から4日間、4人(うち1人は前年からの継続)の学生が、同社のエネルギーソリューションセンターでインターンシップに参加している。
 吉田浩社長は「ことしは日本各地で甚大な被害をもたらした自然災害が数多く発生した。当社は企業市民として社会的責任を果たすよう、復興をサポートしていきたい。皆さんのような優秀な人財が社会に出るお手伝いができることを誇らしく思う。インターンシップでたくさんのことを学び、吸収しながら大きく羽ばたいてほしい」と期待を寄せた。
 インターンシップでは、ESCO(エネルギー・サービス・カンパニー)事業の概要と省エネルギー分析手法を学び、実際のデータを活用して顧客施設の省エネルギー分析を実施。これを通じて、建物で消費するエネルギーの大きさと省エネソリューションの重要性を理解してもらい、エネルギー問題や環境保護といった社会的課題に関心を持ってもらう狙いがある。
 同社は奨学金プログラムを通じ、これまで延べ43人の学生を支援している。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら