東京都水道局は、水道技術を継承するため、高い技術や豊富な経験を持つ職員を「水道技術エキスパート」として2018年度に新たに4人を認定し、4日に都庁第二本庁舎で認定式を開いた。
中嶋正宏局長は「今後も自らの技術を仕事に生かすことに加え、後進の育成に力を入れていただきたい。水道技術は専門的で特殊で、職員、民間事業者は減ってきており、貴重な存在になりつつある。老朽管の取り替えが困難なところも残っており、ますます高度な水道技術が求められる」とあいさつした。
認定されたエキスパート職員は、職員に対する指導や助言のほか、個人の持つ経験・ノウハウといった暗黙知を職員が活用できるように文章や映像などで形式知化するとともに、各部署からの依頼により、各種検討会にアドバイザーとして参加する。
内訳は、設計施工管理が土木1人、配水が土木1人、給水が土木2人。
公式ブログ
【水道技術を継承】東京都水道局が「水道技術エキスパート」を新たに4人認定
[ 2019-03-09 ]