東京都水道局は、都議会議事堂の都民ホールで2018年度「水道工事イメージアップコンクール表彰式」を開いた。工事に伴う地域住民への対応や広報活動などに優れ、水道局事業のイメージアップに貢献した17工事の延べ14社3JVがそれぞれ表彰された。
　中嶋正宏水道局長は「水道工事は生活に不可欠な工事だが、マイナスなイメージを抱く人が多い。地域住民の方たちに広報や理解を得るためのアプローチは重要だ。皆さんの先進的な取り組みが工事を請け負う各社の工夫につながることを期待している」とコンクールの意義を強調した。
　最優秀賞を受賞した松原企業の松田淳氏が受賞者を代表してあいさつし、「イメージアップ活動を通じて、地域住民や周辺施設の方々と接することが安心・安全な施工環境につながることを実感した。イメージアップ活動はモチベーションアップだけでなく、建設業の人材確保にも有用だ」と活動を振り返った。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら