千葉県は、第23回建築文化賞の入賞作品を発表した。優秀賞は一般の部と住宅の部3点ずつの計6点。入賞は一般が2点、住宅は1点の計9点で、ともに最優秀賞は該当なしだった。表彰式は22日に千葉市中央区の県自治会館で開く。
　応募数は近年で最多の98点（一般52点、住宅46点）だった。北原理雄千葉大名誉教授を委員長とする検討会議で現地調査対象13点を絞り込み、11月に審査した。1994年度の創設以降、応募総数の累計は1872点で、128点の作品が受賞している。
　入賞作品の概要は、次のとおり（(1)建築主(2)設計者(3)施工者）。
　〈優秀賞〉
　（一般の部）
▽新柏クリニック＝(1)中郷会新柏クリニック(2)(3)竹中工務店
▽常磐神社＝(1)意富比神社(2)社寺建築研究所一級建築士事務所(3)大林組
▽キッコーマンアリーナ（流山市民総合体育館）＝(1)流山市(2)INA新建築研究所＋蒼設備設計(3)フジタ。

　（住宅の部）
▽海と大地の家ジオグラフィックハウス＝(1)個人(2)川嶋彦一郎アトリエ＋ラムラックス(3)岡田土建
▽松戸の家＝(1)個人(2)暮らし十職一級建築士事務所(3)大山建工
▽上総喜望の郷おむかいさん＝(1)みづき会(2)仲建築設計スタジオ(3)大城組。

　〈入賞〉
　（一般の部）
▽鋸南町都市交流施設・道の駅保田小学校＝(1)鋸南町(2)N・A・S・A設計共同体（NASCA、設計組織ADH、architectureWORKSHOP、空間研究所）(3)東海建設
▽暁星国際流山小学校＝(1)暁星国際学園(2)芦原太郎建築事務所(3)スターツCAM。
　（住宅の部）
▽いつも日なた、いつも日かげの家＝(1)個人(2)桑原茂建築設計事務所(3)吉田工務店＋松本家具。

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