【オリックス・レンテック】撮影サービスラインナップに球体ドローンや1億画素カメラを追加 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

公式ブログ

【オリックス・レンテック】撮影サービスラインナップに球体ドローンや1億画素カメラを追加

 オリックス・レンテックは、事業展開するドローン撮影サービスに、スイス製の屋内飛行可能な球体ドローン「ELIOS(エリオス)」とデンマーク製のドローン搭載可能な超高解像度デジタルカメラ「iXM(アイエックスエム)-100」をラインアップした。屋内狭小空間などでのインフラや各種設備の点検個所の撮影を受託。目視点検による作業手間や足場設置コストを低減し、安全で迅速な点検業務をサポートする。
 ELIOSは直径40cmで機体重量は700グラム。通信距離は500m。炭素繊維素材のフレームに覆われ、機器が壁面や障害物に接触してもそのまま飛行できる。独自の制御装置を搭載しており、屋内などGPS(全地球測位システム)信号が受信しにくい環境下でも安定した飛行が可能。プラント内部や煙突、劇場や工場などの天井部、遊園地のアトラクションなど、高所や極小空間での撮影に適している。
 iXM-100は、1億画素センサー搭載の超高解像度デジタルカメラで最大約40m離れた被写体の0.2mm程度のひび割れも確認できる。単体での利用のほか、ELIOSを除き同社が保有するドローンに搭載できる。
 ドローン撮影サービスの料金(税別)は、撮影機材一式使用と専任オペレーターによる撮影作業(移動を含め8時間を想定)を含め60万円から。機器のみのレンタル料金(同)は5日間でELIOS標準セットが22万0500円、iXM-100レンズキットは34万3000円(ともに送料別)。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら