【conect.plus】IoT機器のデータをリアルタイム表示「conect+Studio」サービス提供開始 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【conect.plus】IoT機器のデータをリアルタイム表示「conect+Studio」サービス提供開始

 ソフトバンクの子会社「conect.plus」(東京都港区、坂井洋平代表取締役CEO)は、IoT(モノのインターネット)機器から取得したデータをリアルタイムで表示できるダッシュボード作成ツール「conect+Studio」(コネクトプラススタジオ)のベータ版の提供を始めた。
 建設現場やインフラ施設管理、ビル管理などさまざまな場面で活用が広がっているIoT機器から取得された膨大なデータを可視化して有効活用するためには、プログラミングなどの専門知識やスキルが必要で、IoTを使ったサービスの企画・開発における大きな課題となっている。
 同社では、IoT機器から取得したデータをリアルタイムで表示するアプリを簡単に作成するサービスとして「コネクトプラス」を4月から提供している。IoTのプロジェクトの初期段階にスマートフォンのアプリで手軽にセンサーの検証ができる。
 コネクトプラススタジオは、「IoTを使ってより本格的なビジネスをしたい」というニーズを踏まえて開発した。各種データを分かりやすく表示するため、グラフやイラストを使ったアプリをそろえた。プログラミングの知識や知見がなくても、表示したいアプリを選択して自由に配置するだけで分かりやすいダッシュボードを簡単に作成できる。今後、状況や条件に応じてあらかじめ指定したプログラミングを実行するルールエンジンを搭載する予定で、メールやチャットといった外部システムとの連携が可能になる。IoT機器から取得したデータをメールやチャットに通知するといった機能も構築できる。

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