【ベータ版無料提供中】点群データをPDF・HTML化して幅広く活用 変換ツール「MO3D」 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【ベータ版無料提供中】点群データをPDF・HTML化して幅広く活用 変換ツール「MO3D」

 スマートスケープ(東京都港区、吉田隆代表取締役)は、3Dスキャナーで撮影した点群データを3DのPDFやHTMLデータに変換できる「MO3D」(モデルオプティマイザースリーディー)のベータ版の提供を始めた。3月12日まで無料で提供する。あわせて、業界・業種を問わず、MO3Dを活用したデータの活用用途のフィードバックに協力するユーザーを募集する。

点群データのインポート状況


 携帯電話の進化やドローン撮影の普及などで、広範囲の地形や大規模構造物を手軽に3Dデータ化できるようになり、建設業界でも3Dデータによる現場確認や工事進捗の記録化などで活用が進んでいる。

 MO3Dは、点群データの変換ツールで、容量の大きい点群データを読み込むと、データをダウンサンプリングしてポリゴンデータを最適化して3DのPDFやHTMLに書き出す。ポリゴンデータをメッシュ化する際に点の色を面色に反映でき、変換したPDFやHTMLの計測もできる。点群データとCADデータを取り込んで統合することも可能となっている。

 携帯電話で撮影した点群データの3DPDF・ HTML化も可能で、 専用ソフトを使わずにデータを共有できる。

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