【全世界へ無償配信】体験型教育コンテンツ「隈研吾VR作品集」第1弾が完成 第2弾も製作予定 | 建設通信新聞Digital

5月22日 水曜日

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【全世界へ無償配信】体験型教育コンテンツ「隈研吾VR作品集」第1弾が完成 第2弾も製作予定

 建築家の隈研吾氏は21日に記者会見し、NHKエンタープライズの提案を受けて、建築を志す若手を対象にした教育コンテンツ『隈研吾VR作品集』の第1弾が完成したと発表した。初弾となった建築は、「東京大学大学院情報学環ダイワユビキタス学術研究館」。最新の3次元VR(仮想現実)カメラで撮影した実写の映像作品だ。現地にいるように体感でき、無償で全世界に発信する。
 10分ほどのVR実写動画で、音声解説は隈氏自身が英語で行っており、一体感を得られるのも特徴。隈氏は会見で「白黒の小さな写真での教科書教育から体験型で、ディテールも分かる教育によって、建築家の設計も変わるはずだ。現地に行ってみたいという誘発効果に期待している」などと述べた。第2弾は「高輪ゲートウェイ駅」に決まっており、12月の撮影予定だ。

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