【土木の日】大成建設技術センターで職場体験イベント開催 小中学生が環境DNA技術学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

公式ブログ

【土木の日】大成建設技術センターで職場体験イベント開催 小中学生が環境DNA技術学ぶ

 大成建設は、11月18日の「土木の日」に関連したイベントとして、横浜市にある同社の技術センターで近隣の小中学生による職場体験を実施した。7日に横浜市立川上小学校の3年生(66人)による技術センターの体験見学、22日に横浜市立名瀬中学校2年生(6人)による職場体験を行った。
 小学生を対象とした7日の見学会は、子どもたちに“建設の仕事”への理解を深めてもらうことが狙い。『音響風洞実験棟』『建設ICT実験棟』『構造実験棟』の3つの施設を見学した子どもたちからは、「技術センターに実験施設や実験室はどのくらいあるのか」「大成建設が一番作りたいものは何か」といった質問が飛んだという。
 一方、22日に実施した職場体験で名瀬中学校の6人は、くんだ水から水域に生息する生物種を調べる環境DNA技術を体験した。実験室で水槽から採取した海水をろ過して貝や海藻、魚のDNAを抽出・分析する各工程を実際に体験した中学生からは「建設会社は建物を作るイメージを持っていたが、生物環境などいろいろな分野で研究開発を行っていることが分かった」という感想が寄せられた。

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら