【中野建設コンサル】小学校で「みち」づくり写真展 将来の担い手に土木の魅力を発信 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【中野建設コンサル】小学校で「みち」づくり写真展 将来の担い手に土木の魅力を発信

 中野建設コンサルタント(仙台市、秋葉敬治社長)は、20日まで仙台市内の上杉山通小学校で同校の児童を対象に「新発見!みんなの『みち』づくり写真展」を開いている。11月18日の「土木の日」に合わせて、担い手の確保・育成の取り組みの一環。重機や土木工事の作業工程などを紹介している。
 発注者支援業務を中心に地域社会のインフラづくりに貢献している同社は、建設業界の担い手の確保・育成が急務である状況を踏まえて、その業態を生かして業界のPR活動に取り組んでいる。
 これまで、仙台市や福島県郡山市内などの公共空間で一般向けに写真展を開催してきたが、将来の担い手となる児童にPRするため、18年度から同小学校の協力を得て校内でも写真展を行ってきた。
 今回は、迫力ある建機の姿を収めた写真などのパネル約30枚や塗り絵コーナーを設置したほか、昼休みにはテレビモニターを使ってクイズといった参加型の催しを実施している。
 展示会初日の12日には、校内放送を聞いた児童が展示会場に集合。中野真哉取締役専務が「土木の日」の由来を紹介するとともに、地元・仙台に縁のある道路のクイズなどを投げ掛けると、集まった児童たちは正誤に一喜一憂の歓声を上げながら土木に親しんでいた。
 秋葉社長は「このような場を設けさせていただき、とてもありがたい。児童たちに土木に関心を持ってもらえるきっかけになればうれしい。今後も活動を継続し、拡大していきたい」と話している。
 堀越俊秀教頭は「児童にとって社会を学ぶ良い刺激になる。期間中は社員が見回りを行ってくれるなど、児童らの安全にも配慮していただき、ありがたい取り組みだ」と述べている。

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