横浜市道路局は13日、JR桜木町駅方面と新市庁舎をつなぐ「(仮称)大岡川横断人道橋整備事業」を対象に庁内向けの現場研修を行った。エム・エム・ブリッジが施工を担当し、手延べ式送り出し架設工法による施工が進む工事の概要や施工方法などを座学後、2班に分かれて現場を見学した。
同事業は、みなとみらい21地区と北仲通地区を結ぶ位置に、新市庁舎や郵便局などの公共施設、民間ビルなどを有機的に結ぶ、安全で快適な歩行者ネットワークを整備するもので、庁舎移転に伴って整備されるJR桜木町駅南側の新改札ともつながる。
研修では、JR桜木町駅方面から大岡川をまたぎ、現在建設中の新市庁舎を結ぶ区間の現場を見学し、職員らは現場担当者の説明に耳を傾けながら、軌条桁の先方に配置して大岡川上に桁を送り出す装置や、軌条桁上に配置して桁を後方から押し出す後方台車などを熱心に見て回った。
概要は、橋梁形式が4径間連続ラーメン鋼床版箱桁橋、全長約259m。事業期間は2016~20年度。区間は中区桜木町1丁目~中区本町6丁目。
公式ブログ
【横浜市道路局】庁内向け現場研修実施 職員らが新市庁舎と桜木町駅を結ぶ人道橋現場を見学
[ 2019-12-21 ]