【2020年ドバイ国際博覧会】太陽工業の現地法人が「アル・ワスル・ドーム」の膜ファサードを受注 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【2020年ドバイ国際博覧会】太陽工業の現地法人が「アル・ワスル・ドーム」の膜ファサードを受注

 太陽工業は、2020年ドバイ国際博覧会の中核施設となる 「アル・ワスル・ドーム」の膜ファサードを現地法人「Taiyo Middle East LLC」が受注したと発表した。太陽工業にとっては、今回の受注によって国際博覧会4回連続の大規模プロジェクト参画となり、25年大阪関西国際博覧会も視野に製品展開を加速する。
 アル・ワスル・ドームは、博覧会の会場中央に位置する「アル・ワスル・プラザ」を覆う巨大鉄骨構造物で、初期段階の膜ファサードのコンセプト設計をオーストラリアの現地法人「MakMax Australia」が支援した。

施工中のアル・ワスル・ドーム

 設計ディテールの検証やメッシュ膜材の確認、 施工性検証のための原寸大モックアップは、 太陽工業瑞穂工場で製造した膜パネルが使われた。
 正式に受注後、631個のパネルを、日本の品質管理体制で支えながら上海太陽工業膜結構有限公司で製造し、19年後半からTaiyo Middle East LLCが管理監督を担当して取り付け作業を進めている。

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