【治水砂防協会】機関誌『砂防と治水』の連載集発行 土砂災害最前線からの投稿を掲載 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【治水砂防協会】機関誌『砂防と治水』の連載集発行 土砂災害最前線からの投稿を掲載

 全国治水砂防協会の機関誌『砂防と治水』が2005年10月号から連載してきた「土砂災害の解消を目指して」が、上下2分冊に合本されて発刊になった。
 同年8月号の座談会がきっかけとなって、現在も続いている連載の中から、19年4月号までの167編を載せている。
 発刊経緯について「時代は令和に変わったが土砂災害は一向に減ることなく、令和元年も土砂災害発生件数は1995件に上り、台風19号では“1つの台風による土砂災害”としては統計上最多となる952件の土砂災害が発生するなど、全国各地で土砂災害が相次いでいる」(「砂防と治水」編集事務局)とし、「激甚な土砂災害が頻発した平成の時代を振り返り、今後の土砂災害対策に役立てていただくことを期して」(同)と結んでいる。
 巻頭に、土砂災害を経験し、対策の最前線で奮闘した市町村長の「思い」を、背景の解説とともに分析したレポートを載せた。

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