【長期的な体制づくりを】福島大学 国際教育研究拠点の整備で人員などの確保を復興庁に要望 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【長期的な体制づくりを】福島大学 国際教育研究拠点の整備で人員などの確保を復興庁に要望

 福島大学は26日、復興庁が福島県の浜通り地域に整備を検討する国際教育研究拠点について、国が責任を持って長期的な予算と人員体制を確保するよう復興庁に要望した。
 要望書は、学術研究活動支援事業(大学等の復興知を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業)の重点枠に採択され、浜通り地域で教育研究活動などに取り組む東北大学、東京大学、長崎大学との連名。国際教育研究拠点の予算・人員確保に加え、「復興知」の取り組みへの継続的な支援を要望した。
 テレビ会議で開催した要望書の手交式で、横山信一復興副大臣は「福島浜通り地域の国際教育研究拠点に関する有識者会議から国が長期にわたる予算、人員体制を確保することが重要との意見をいただいている。引き続き、国関係者と連携して検討していきたい」と話した。復興知への支援については、学術研究活動支援事業を所管する文部科学省と要望を共有すると答えた。

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