【約10年ぶり】福田道路がユニフォームをリニューアル コロナ対策でフェイスシールドも | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

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【約10年ぶり】福田道路がユニフォームをリニューアル コロナ対策でフェイスシールドも

 福田道路は、現場で着用するユニフォームをリニューアルする。11月に迎える設立50周年記念事業の一環で、全面的な刷新は約10年ぶり。今後はベルトやヘルメットなども見直し、2021年1月から着用を開始する。

ホワイトシルバーとネイビーで清潔さと誠実さを表現

 シャツ、ジャンパー、スラックスを新たにする。従来と比べ細身のシルエットで、伸縮素材や新立体裁断構造などの採用により、軽くて動きやすいことが特徴。ホワイトシルバーとネイビーで清潔さと誠実さを表現し、コーポレートカラーのオレンジも差し色として取り入れた。
 夜間でも見えやすいように胸やひじ、ひざ部分には視認性の高い再帰性反射テープを採用するなど安全性も重視。ジャンパーの右胸には会社支給のスマートフォンが収納できるポケットを設けるなど社員の声も取り入れて利便性を高めた。スラックスは女性サイズも用意する。
 同社が中期経営方針の重点テーマに掲げる働き方革新と生産性の向上の実現に向けて、働きがいのある仕事や働きたくなる会社、働きたくなるユニフォームをテーマに検討を重ねた。今回のリニューアルにより建設業全体のイメージアップにもつなげたい考えだ。

◆フェイスシールドコロナ対策で導入
 また、同社は新型コロナウイルスの感染防止対策として、フェイスシールドを導入する。全舗装現場の社員や関連子会社を対象に約550枚を配布し、6月1日から着用を始める。
 同社は4月から現場も含めてマスク着用を徹底しているが、夏に向けて厳しさが増す暑熱環境でのマスク着用は熱中症への懸念もあり、フェイスシールドの導入を決めた。
 フェイスシールドは約120グラムと軽く、強度もありヘルメットに簡単に着脱できる。飛沫感染防止や飛来物からの保護に加えて、19年に全従業員に支給したファン付き作業服を着用することで、襟元から流れる気流が顔全体に当たり暑さ対策にもつながる。マスクと比べて口元が見えることから、現場での円滑なコミュニケーションにも貢献する。

飛沫感染防止や顔の保護のほか、暑さ対策にもつながる

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