【東京沿岸部に新たな船着場】竹芝地区船着場&竹芝干潟が順次開業 環境再生への取組も | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【東京沿岸部に新たな船着場】竹芝地区船着場&竹芝干潟が順次開業 環境再生への取組も

 JR東日本が東京都港区で整備を進めてきた「竹芝地区船着場」「竹芝干潟」が順次開業を迎える。複合施設の「ウォーターズ竹芝」に隣接した施設で、6月19日から水上バスの定期運航を開始したほか、船着場と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス船」の実証実験をスタートさせた。竹芝干潟も今月から、環境再生・環境学習の取り組みを開始する予定だ。ウォーターズ竹芝に関連したエリアマネジメント活動の一環となる。

羽田空港と結ぶリムジンボート

 定期航路船は「TOKYOCRUISE・ヒミコ」などの船舶を使い、観光客や地域関係者らの利用を見込む。アクセス性や回遊性を高め、竹芝地区の利便性・魅力向上につなげる。
 13日から実証実験を開始した羽田アクセス船は、竹芝地区と羽田空港の最寄り船着場を結ぶ貸切リムジンボートで、竹芝地区の新たな交通手段の可能性を検証する。船着場と空港を結ぶタクシーをセットにしたプランや、空港から目的地までの手荷物運搬などを組み合わせたサービスを用意する。
 竹芝干潟は、かつて東京湾に多く生息した貝類、甲殻類など多様な生き物が生息できる環境の再生を目指して整備した。18日から教育・研究機関などと連携しながら、かつての豊かな江戸前の海であった東京湾の環境再生、環境学習の活動を展開する。

竹芝干潟イメージ

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