【除雪作業】"雪みちの守りびと"に感謝の気持ちを エール募集に県内外から多数の応募 ※リンク更新しました | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【除雪作業】“雪みちの守りびと”に感謝の気持ちを エール募集に県内外から多数の応募 ※リンク更新しました

 除雪作業従事者に心温まるエール(手紙)を――。福島県県北建設事務所が独自に企画した「雪みちの守りびと」へのエールに、県内外から50通の応募があった。同事務所は応募全作品を集めたエール集を31日まで県庁2階に掲示しているほか、除雪業務を担う建設企業を通じて、市町村管理分を含めて500人以上の“雪みちの守りびとたち”に届ける。

 建設業が担っている除雪作業は、冬季交通の安全・安心を確保する上で必要不可欠な業務だが、夜間や極寒、見通しが利かない豪雪の中など、厳しい環境で行われている。そこで同事務所では除雪作業従事者の心が温まるようなエールを公募。除雪作業従事者の家族や、母親から除雪をしてくれる人がいることを聞いた小学生などから、それぞれの思いを綴った作品が数多く寄せられた。

 審査は市岡綾子日大工学部専任講師(委員長)や写真家の山崎エリナ氏(副委員長)らが担当。子供の部(小学生まで)と大人の部(中学生以上)それぞれの最優秀賞と優秀賞あわせて6作品が選ばれた。13日に開かれた表彰式では入賞した小学生の1人が、ともに出席した除雪オペレーターの祖父の前で手紙を朗読。涙を誘う場面もあったという。一部は手書きの文章をそのまま掲載している。エール集は同事務所ホームページ(https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/435410.pdf)でも閲覧できる。



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