【応募は8/30まで】"スターハウス"をリノベーション 赤羽台団地で「暮らしのコンペ」開催 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【応募は8/30まで】”スターハウス”をリノベーション 赤羽台団地で「暮らしのコンペ」開催

 都市再生機構(UR)は12日、「URまちの暮らしコンペティション」の開催概要を公表した。提案の対象物件は、東京都北区の旧赤羽台団地エリアで、登録有形文化財として保存活用する「スターハウス」。リノベーションのアイデアや、コロナ禍での暮らし方に関する提案を求める。14日から公式サイトで応募要項を配布する。募集期間は8月30日まで。

スターハウス外観(42号棟)


 10月上旬に1次審査を通過する上位6作品を通知・発表する。10月29日に最終審査(公開プレゼンテーション)と表彰式を開く計画だ。

 コンペティションのテーマは「スターハウスの未来(さき)にある暮らし」。コロナ禍で生活様式や住まいのあり方が変わりつつある中、「これからの暮らし方」の提案を募る。

 最優秀賞受賞作品のデザインやアイデアは、受賞者とURとの基本検討を踏まえて、赤羽台スターハウス内に実際に設計・整備する。

 提案に当たり、文化財の現状変更に関する制限は問わず、▽住戸1戸▽ワンフロア▽1棟▽2棟▽3棟全て▽新しく建て変わったヌーヴェル赤羽台団地や周辺地域を含める――など、対象範囲を自由に設定できる。

 審査委員は次のとおり。
 ▽木下庸子工学院大教授・設計組織ADH代表(委員長)▽高山明東京藝術大大学院映像研究科教授・演出家▽馬場未織NPO法人「南房総リパブリック」代表理事▽田島則行千葉工業大創造工学部建築学科准教授・テレデザイン▽依田園子東京都北区副区長▽新居田滝人UR理事。



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