東芝キヤリアは、設備用パッケージエアコンの新モデル「設備用パッケージエアコンuシリーズ」を6月に発売する。冷暖兼用や冷房専用機種の標準・外気処理・中温仕様のすべてで8-120馬力をラインアップ(特注対応含む)する。
uシリーズは、設備用パッケージエアコン独自の専用ソフトによって冷房時外気温度下限マイナス15度での運転を実現し、年間冷房用途にも対応できる。室内ユニットは新拡張入出力基板を組み込み、アナログ入力で圧縮機容量を制御して簡易恒温恒湿対応などさまざまな制御を可能にした。
過去モデルとの通信仕様互換機能を織り込んでいるため、室内・室外ユニットやリモコンなどの部分更新による新旧システムの混在運転ができる。従来機の能力デマンド制御機能のほか、消費電力を低減しながら空調ピーク電力の計画運用が可能な電力デマンド制御機能、除霜運転時の着霜量検知、系統内の個別除霜、系統間も除霜連携なども加えた。
