ビルディーはことし1月に、CCUSの「就業履歴データ登録標準API連携認定システム」に指定され、CCUSが保有する事業者情報、技能者情報、現場契約情報、施工体制情報、施工体制技能者情報、就業履歴情報との自動連携が可能となっている。
そのため、ビルディーの機能である「Buildee入退場管理」を利用すれば、現場の入退場記録を通じて、技能労働者の就業履歴がビルディーとCCUSに自動反映される。紙ベースでは大きな負担となっている入退場者の集計や管理の手間を大幅に削減できる。
また、Buildee入退場管理は、カードリーダーだけでなく顔認証機器や顔認証アプリで記録できため、技能労働者はカードを常時携行する必要がなくなり、入退場時のカードのかざし忘れなどによる各システムへの就業履歴の登録漏れも防止できる。
また、CCUSに登録されている技能者情報・事業者情報をビルディーで参照することで、技能者の正確な労務安全情報を利用した安全書類の作成が可能となり、各種書類作成作業の負担軽減につながるメリットもある。