【西九州新幹線レールつながる】目標は2022年秋開業! 鉄道・運輸機構 | 建設通信新聞Digital

5月12日 日曜日

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【西九州新幹線レールつながる】目標は2022年秋開業! 鉄道・運輸機構



 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、2022年秋ごろの開業を目指す西九州新幹線(武雄温泉・長崎間)について、4日に長崎駅構内で最後のレール敷設工事が完了し、武雄温泉駅(佐賀県武雄市)と長崎駅(長崎市)間の全線のレールが1本につながったと発表した。

 今後は、駅舎建築工事や走行に必要な電力を供給する電気工事などを進める。また、並行して完成した構造物や線路、駅舎などでは、安全に新幹線が走行できる設備かを確認するため、鉄道事業者と共同して監査・検査する。

 西九州新幹線の工事延長は約67.0㎞。内訳は路盤5.3㎞、橋梁7.1㎞、高架橋13.7㎞、トンネル40.9㎞となる。最小曲線半径4000m、最急勾配30‰。軌道構造は、高速での走行安定性や省メンテナンスを考慮し、スラブ軌道を標準としている。


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