【1日2泊バスツアー】震災の教訓学び観光やグルメも 伝承ロード機構 | 建設通信新聞Digital

5月11日 土曜日

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【1日2泊バスツアー】震災の教訓学び観光やグルメも 伝承ロード機構


 3・11伝承ロード推進機構は、2022年1月7日から東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市と宮城県気仙沼市・南三陸町の震災遺構などを1泊2日で巡るバスツアーの参加者を募集している。ツアーは同日を含めて1、2両月で10回を予定。各地で語り部から震災の教訓を学び、観光やご当地グルメも楽しめる。

 ツアーは「3・11伝承ロード」のロゴマークをラッピングした大型観光バスで午前10時10分にJR仙台駅東口を出発。陸前高田市での昼食で名物の和食御膳を取った後、曹洞宗の古刹「海岸山普門寺」や高田松原津波復興祈念公園内の伝承館、震災遺構・気仙中学校などを見学、さらに語り部によるインフラ復旧をテーマとした座学も予定している。初日は気仙沼市内のホテルに宿泊する。

 2日目は気仙沼魚市場を見学後、市内の東日本大震災遺構・伝承館を見て回る。昼食は南三陸町で新鮮な魚を使った和定食を食べ、南三陸ホテル観洋の「語り部バス」で同町戸倉地区を襲った津波と震災遺構・高野会館の被災・避難の実情を学ぶ。その後、南三陸さんさん商店街で買い物を楽しみ、午後4時10分に仙台駅に戻る。

 旅行代金は1人2万4000円(3人1室利用の場合。税込み)から。食事は朝1回、昼2回、夕1回付。募集人数は20人で、最少催行は8人。申込期限は各出発日の14日前。申し込み・問い合わせは近畿日本ツーリスト仙台支店「陸前高田・気仙沼伝承ロードバスツアー」係・電話022-222-4141。

 出発日は次のとおり。
 ▽1月=7日、14日、17日、21日、24日、28日▽2月=4日、7日、14日、18日。


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