【学士会館を再開発】規模、用途など方向性検討/学士会 | 建設通信新聞Digital

5月20日 月曜日

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【学士会館を再開発】規模、用途など方向性検討/学士会

 学士会は、東京都千代田区にある学士会館の再開発を計画している。2022年度の事業計画によると、新会館について規模や用途、機能、収益性などの方向性を検討する。推進体制の整備、共同事業に向けた関係者との具体的協議のほか、財務的観点から再開発の実現可能性や資金手当てなどを検証する。

築90年が経過した学士会館

 学士会館は築90年が経過しており、03年1月に国の有形文化財に登録された。旧館と新館で構成する建物の規模は、SRC造地下1階地上5階建て総延べ約9300㎡。所在地は神田錦町3-28。旧館の設計は高橋貞太郎、監修は佐野利器。新館の設計は藤村朗が担当した。施工は旧館が戸田組(現戸田建設)、新館は錢高組。建築史的評価が高いため、既存建物の保存を視野に入れて検討する見通し。



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