【ダイキンとサントリーHDが協賛】2025日本国際博覧会協会の未来社会ショーケース事業 | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

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【ダイキンとサントリーHDが協賛】2025日本国際博覧会協会の未来社会ショーケース事業

2025日本国際博覧会協会は19日、大阪市のリーガロイヤルホテル大阪で「未来社会ショーケース事業」の協賛企業を発表した。協賛企業として参加したのは、ダイキン工業とサントリーホールディングスの2社。両社はそれぞれが専門としている、水と空気をテーマにした「ウォータープラザ水上ショー(仮称)」を共同で実施する。

発表会の冒頭、同協会の高科淳副事務総長は「未来ショーケース事業は、企業の力を発揮してもらい『いのち輝く未来社会のデザイン』を実現させるものだ。2社の支援を得て、世界中に感動を与えるショーを届けたい」とあいさつした。

ショーの会場となるウォータープラザは大屋根内の海に面したエリアで、空と海に開かれた万博を象徴する場所だ。面積は約3haで、ショーステージや観客席の規模、ショーの構想は今後検討を進める。

会場イメージ(提供:2025年日本国際博覧会協会)

両社は事業を通じて、屋外空調の実装による「インタラクティブな空気体験」を観客に提供し、暮らしを豊かにする空気・空間価値の創造を目指す。

ダイキン工業の竹中直文専務執行役員は「水と空気は命の源であり、人類共通の財産だ。これらを未来に渡す責任を果たすため、来場者に資源について考えるきっかけを与えるショーにしたい」と意気込みを話した。

サントリーホールディングスの鳥井信宏代表取締役副社長も「ショーを通じて世界にメッセージを発信し、未来に水資源を引き継ぐために何ができるのかを、皆さまと一緒に考えたい。大阪の企業らしく客を驚かせ、心を動かし、記憶に残るショーにしたい」と地元企業としての抱負を述べた。


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