【リノベーション賃貸】社員寮がコモンスペース付きの単身者向け住宅に 近鉄不動産が事業に参入 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【リノベーション賃貸】社員寮がコモンスペース付きの単身者向け住宅に 近鉄不動産が事業に参入

棟内モデルルーム(リノベーション後)

 近鉄不動産はリノベーション賃貸レジデンス事業に新規参入する。初弾プロジェクトとして、グループ企業が東京都板橋区に所有している築25年の社員寮を取得、賃貸マンションにリノベーションした。中古住宅の活用が注目を集める中、今後は外部物件の取得を含めて広範囲に展開していく考えだ。
 ブランド名は「Refio(リフィオ)」。第1号物件となる「リフィオ成増」の規模は、RC造4階建て延べ821㎡。社員寮は1992年3月に完成している。エントランスは天然材を使い、既存建物のタイルと調和させた。専有部には無垢フローリングなどの素材を使い、28戸全11タイプの多彩なプランを用意した。そのほか、宅配ロッカーや防犯カメラ、LED照明など、一棟ならではのバリューアップ工事を行った。また、入居者同士の親睦を深め、情報交換やライフスタイルが共有できる「コモンスペース」を設置することで、都心勤務の単身者をターゲットにしている。
 建設地は成増1-10-15。第1種住居地域、第1種中高層住居専用地域の閑静な住環境にありながら、都心に直通で通えるなど交通アクセスも良い。

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