【五洋・内藤企業体と協定】東濃中部病院組合 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

公式ブログ

【五洋・内藤企業体と協定】東濃中部病院組合

新病院の提案イメージ

◆新病院建設造成、設計も契約

 岐阜県土岐市、瑞浪市からなる東濃中部病院事務組合は2022年12月28日、五洋建設と内藤建築事務所で構成するコンソーシアムと「東濃中部病院事務組合新病院建設事業」に関する基本協定を結んだ。建築設計業務は5億0600万円(税込み、以下同)で内藤建築事務所、造成(開発)工事は13億8600万円で五洋建設と契約した。設計の履行期間は24年1月31日まで、造成の工期は25年10月31日まで。建設工事の契約は24年2月を予定している。上限額は219億9625万6000円。

 土岐市立総合病院と岐阜県厚生農業協同組合連合会(JA岐阜厚生連)が運営する東濃厚生病院(瑞浪市)を統合し、土岐市肥田町浅野の敷地約9.1ha内に新病院を新設する。設置主体は土岐市と瑞浪市。JA岐阜厚生連が指定管理者となる。

 技術提案書によると、新病院は7階建てとし、低層部に主な診療機能を配置する。高層部は病棟とし、屋上階にヘリポートを設置する。建物中央のエレベーターや階段といった縦動線を基軸に、関連部門間の連携を強化した機能的な断面計画とする。

 基本構想・基本計画策定支援はアイテック、発注者支援は日建設計コンストラクション・マネジメント、開院支援はエムエフティー、造成基本・詳細設計はオオバが担当。

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら