静岡県は、熱海市伊豆山の逢初川源頭部から行政代執行で撤去した汚染土砂について、15日から千葉県内の汚染土壌処理施設への搬出を開始したと発表した。処理土量は1万8000-1万9000m3を見込み、年内の完了を目指す。
県は、逢初川源頭部の土砂から土壌汚染対策法の基準を超える汚染物質が検出されたため、同法に基づいて処理する。
運搬・処理業務はサンドテクノ(千葉県市川市)に委託した。汚染土砂は大型土のうに詰め込み熱海港に仮置きしていたが、運搬用船舶に詰め込み千葉県市川市にある同社の市川土壌再利用センターまで運搬して処理する。