【作文コンクール】社会人と工業高校生の部で大臣、局長賞に10人選定 国交省 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【作文コンクール】社会人と工業高校生の部で大臣、局長賞に10人選定 国交省

 国土交通省と建設産業人材確保・育成推進協議会(事務局・建設業振興基金)は、建設業に従事する社会人が業界への思いや若者へのメッセージを綴(つづ)る作文コンクール『私たちの主張~未来を創造する建設業~』と、工業高校で建築・土木などを学ぶ高校生を対象とする『高校生の作文コンクール』の2017年度における優秀作品を発表した。
 建設業に従事する社会人の部は、大澤仁朗氏(ジロー・工務店・北海道)と紀伊保氏(矢作建設工業・愛知県)、宮本亜衣子氏(新日本建工・香川県)の3人、高校生の部は辻乃々子さん(富山県立高岡工芸高校2年)と新村歩夢さん(鹿児島県立鹿児島工業高校2年)が国土交通大臣賞の栄誉に輝いた。6日に大臣室で表彰式を開く。
 作文コンクールは建設産業の重要性や、その役割への理解を浸透させる目的で実施している。建設業を担う現役の従事者(社会人)が今後、入職しようとする若者などへのメッセージを送る『私たちの主張』の応募総数は503作品。飛田史枝氏(勇建設・北海道)、宇田川桜氏(北條組・長野県)の2人の作品が土地・建設産業局長賞に選ばれた。
 建築・土木・環境・デザインなどを学ぶ高校生を対象に将来、建設産業で活躍する自分の姿やものづくりに対する思いを作文に込めてもらう高校生の作文コンクールは全国から1235作品の応募があった。久留青葉さん(静岡県立科学技術高校1年)、矢野莉央さん(滋賀県立彦根工業高校1年)、新村明日加さん(鹿児島県立鹿児島工業高校2年)の3人が同局長賞を受賞する。
 これらの優秀作品は、建設業振興基金が運営するホームページ『建設のしごと』で公開される。

 佳作の受賞者は次のとおり(敬称略)。
 〈建設業従事者の部〉
 ▽堀川敬(豊蔵組・石川県)▽山口一郎(富士島建設・山梨県)▽林敏久(吉川工務店・岐阜県)▽福與弘樹(中村組・静岡県)▽渡邉れいら(橋本組・静岡県)▽中井康人(株本建設工業・兵庫県)▽石倉のぞみ(島根電工・島根県)▽奥村光平(同・同)▽石井那知(松尾建設・佐賀県)▽前田直輝(同・同)。
 〈高校生の部〉
 ▽浄光明日香(石川県立小松工業高校3年)▽永田大輝(同1年)▽南出大輝(同3年)▽桑原諒太郎(山梨県立甲府工業高校3年)▽志村龍也(同2年)▽小林桜子(岡山県立岡山工業高校2年)▽新川麻衣(愛媛県立松山工業高校2年)▽金内周(長崎県立鹿町工業高校2年)▽倉崎耀琉(長崎県立長崎工業高校2年)▽政木奎史朗(熊本県立天草工業高校2年)。

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