【YKK不動産】パッシブタウン第5期街区に着工 | 建設通信新聞Digital

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【YKK不動産】パッシブタウン第5期街区に着工

完成イメージ


 YKK不動産は27日、パッシブタウン第5期街区の整備に着手した。2013年に発表した「パッシブタウン全体構想」の最終フェーズで、3棟を合わせた規模はこれまでで最大の延べ9420㎡。北陸地域で初の木造中高層集合住宅(木造一部RC造6-7階建て)となる。竹中工務店が施工する。2025年3月の完成を予定している。

 第5期街区では、水素エネルギー供給システム「Power to Gas」を国内で初めて集合住宅に実装する。YKK APの木製窓などを採用することで、住宅性能表示制度の最高等級7を上回る外皮平均熱貫流率の達成を目指す。

 また、富山県と締結した「県産材の利用に関する建築物木材利用促進協定」に基づいて、県産木材(約1450m3)を使用。パッシブタウンの集大成として、居住者が健康で快適に生活できる、クリーンエネルギーによる自立したまちづくりを実現する。

 基本計画と基本設計(建築)はヘルマン・カウフマン氏、基本設計(構造・設備)と実施設計は竹中工務店、ランドスケープ設計は設計組織プレイスメディアが担当。総事業費は約50億円を見込む。

 

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