【インドネシア・バリの新たな観光スポット設計】自然の中で芸術・文化体感/三菱地所設計 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【インドネシア・バリの新たな観光スポット設計】自然の中で芸術・文化体感/三菱地所設計

SAKA Museum


 三菱地所設計が基本設計を手掛けた美術館「SAKA Museum」が開館した。インドネシア・バリの高級リゾートである「AYANAリゾート」敷地内に立地し、バリの豊かな自然と調和した空間の中で芸術、宗教、文化を鑑賞できる唯一無二の空間体験を現出した。

 現地は、バリ島の名所であるロックバーが立地するなど、観光客でにぎわっている。同美術館は、旅行者の新たな目的地となることを目指しており、芸術に触れることで得られる感嘆や南国ならではの風景、建築がもたらす驚きなどが来訪者の五感を刺激する施設を目指した。

 設計コンセプトは「A moon on water」とした。敷地内の森の中に、水盤に浮かぶ大きな月の形をした建物がたたずむ印象的な外観をデザインした。静かな施設の中にバリの伝統美術品が並び、周囲の豊かな自然を背景にしながら、芸術や文化を鑑賞できる独自の体験を来館者に提供する。

 施設はRC一部S造3階建て延べ1万0762㎡。実施設計はPTI Architects、Midplaza Holdingが担当した。

 

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