【定礎式】平取ダム、2019年度の完成目指す 施工は西松・岩田地崎・岩倉JV | 建設通信新聞Digital

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【定礎式】平取ダム、2019年度の完成目指す 施工は西松・岩田地崎・岩倉JV

礎石搬入

 北海道開発局室蘭開発建設部が建設を進めている平取ダムの定礎式が7月30日、平取町沙流水系額平川の現地で開かれた。平取ダム建設促進期成会の楠木初男会長を始め、地元関係者や施工関係者など約150人が出席した。施工は西松建設・岩田地崎建設・岩倉建設JVが担当している。
 定礎の儀では、会場に関係者の力強いかけ声とともに礎石が運び込まれ、礎石が所定の位置に設置されると、山口修二日高振興局長(高橋はるみ北海道知事代理)、堀井学衆院議員らが鎮定の儀、次に和泉晶裕北海道開発局長らが斎鏝(こて)の儀を、最後に施工者を代表し西松建設の近藤晴貞社長、岩田地崎建設の岩田圭剛社長、岩倉建設の宮崎英樹社長、大木洋平作業所長の4人による斎槌(つち)の儀と続き、埋納の儀によって礎石が鎮められ、万歳三唱が山間に響きわたり、くす玉開披とともに定礎が完了した。
 平取ダムは、堤高56.6m、堤頂長350.0m、総貯水容量は4580万m3の重力式コンクリートダムで、2015年1月に堤体工事に着手、同年9月から堤体コンクリートの打設を開始。
 今後、堤体打設工事が本格化し、19年度の完成を予定している。

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