
完成イメージ
愛三工業は、愛知県安城市の安城工場隣接地に新工場を建設する。規模はS造2階建て延べ2万4815㎡、敷地面積は約3万3000㎡、建築面積は1万3236㎡。生産工場棟や検査棟、緑地ビオトープなどで構成する。設計施工は大林組が担当し、2024年2月に着工、25年4月に完成する予定だ。総工事費は約85億円。建設地は東瑞町明祥北20ほか。
工場では、水素関連製品や電動化製品などを生産する。コンセプトに▽カーボンニュートラル(CN)▽高付加価値な働き方▽新たな価値提供–の三つを掲げ、革新的なものづくりの実現を目指す。
CNに関する取り組みには、自社開発のアンモニア・水素発電による電力安定供給実証を実施するほか、愛知県初の帯水層蓄熱空調システムの導入、管理オフィスエリアをZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化し、CNモデル工場を実現する。