東急不動産は、埼玉県白岡市、千葉県市原市、神戸市で計画していた3件の物流施設「LOGI’Q」の建設に着手した。いずれもマルチテナント型施設で、冷凍冷蔵対応としており、耐荷重は通常より重い1㎡当たり2t、危険物倉庫併設などとなる。3件の着工で、同シリーズの着工済み物件は計20件となった。

　「LOGI’Q白岡III」は、S造3階建て延べ約7万4000㎡で、2026年7月の竣工を目指す。設計は矢作建設工業、施工は矢作建設工業・橋本組JVが担当する。トラックバース109台、普通自動車駐車場202台、トラック待機場18台となっている。建設地は白岡市篠津字道下2167-1ほか。

　「LOGI’Q市原」は、S造5階建て延べ3万5117㎡。設計は川田工業、施工は川田工業・旭建設JVが担当している。26年4月の竣工を目指す。トラックバースは51台、普通自動車駐車場は29台、トラック待機場は4台を設ける。建設地は市原市八幡海岸通1969-1ほか。

　「LOGI’Q神戸新長田」は、S造4階建て(本体)、S造平屋建て(危険物倉庫)総延べ5万6803㎡。設計・施工は大豊建設で、26年8月の竣工を目指す。トラックバースは59台、普通自動車駐車場は77台、トラック待機場は8台を設ける。建設地は神戸市長田区駒ヶ林南町6-1ほか。


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